2014年に中国で偶発的に、赤色光(レッドライト)が眼軸の伸びを抑制する効果を持つことが発見されました。
その後データが集められ、2021年に米国眼科学会誌で発表され、レッドライトは近視進行の抑制に極めて効果が高いことがわかりました。
現在、世界中でレッドライト治療が行われております。
レッドライト治療に使用するデバイスはオーストラリアのEyerising international製で、650nmのレーザー赤色光(レッドライト)を放射します。
このレッドライトは瞳孔を通ると仮定した場合、IEC 60825-1:2014規格のクラス1相当になり、健常な網膜であれば障害を起こさないエネルギー量であるため、眼球へ直接照射しても安全です。本デバイスは、EUでの安全基準条件を証明するCEマーク、オーストラリアの保健省薬品・医薬品行政局であるTGA、イギリスの医薬品・医療製品規制庁であるMHRA、ニュージーランドの医薬品医療機器安全当局であるMedsafeなど、すでに30カ国以上で安全な医療機器として認可されており、全世界ですでに15万人以上の小児に使用されております。日本では東京医科歯科大学病院が臨床研究を行っています。
ただし残念ながら本デバイスは、日本国内では未承認の医療機器です。
本デバイスは自宅でインターネットに接続して使用しますので、Wifi環境が必要です。
レッドライトを1回3分、1日2回(照射間隔は4時間以上)、週に5日間覗き込むことを1年間75%以上遵守すれば、近視進行を抑える効果が無治療と比べて90%近くあったと報告されております。
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■適応条件 年齢:3才以上 |
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■禁忌
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本治療は検査を含めて自由診療になるため、保険診療とは併用できず、
学校検診後の精査やメガネ合わせなどで健康保険を利用される場合、同日には本治療の検査はできませんのでご留意ください。
初年度 | 適応検査費 | ¥16,500(税込) | 屈折検査、視力、スリット検査*、眼軸長*、眼底OCT検査*、眼底自発蛍光等の検査費用 |
治療費・検査費 | ¥180,000(税込) | デバイス貸与+治療開始後1、3、6、9か月後の検査費用 ※眼軸長+Axial Manager™にて近視進行をチェック |
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9か月目以降 | 検査費 | ¥11,000(税込) | 1来院ごとの検査費用(最低6か月毎・年2回以上) ※眼軸長+Axial Manager™にて近視進行をチェック |
検査費 (令和6年9月以前のオルソケラトロジー併用:一括払い) |
¥13,000(税込) | 1来院ごとの検査費用(最低6か月毎・年2回以上) ※眼軸長+Axial Manager™にて近視進行をチェック |
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検査費 (令和6年9月以降のオルソケラトロジー併用:定額制) |
オルソケラトロジー月額+1,000円の銀行口座引き落とし ※レッドライトの定期検査代を含む |
サブスクリプションプラン | 毎月払い | ¥8,250(税込) |
1年分一括払い | ¥89,100(税込) 10%ディスカウント |
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2年分一括払い | ¥158,400(税込) 20%ディスカウント |
※1ヶ月無償プランは、初回1回のみ選択可能となっております。
そのため、無償プラン以外を初回で選択された場合は、1ヵ月の無償利用は適応されず、お支払い完了後はサブスクリプション料金の返金は受けられません。
サブスクリプション料金の支払い手続きでエラー等が出る場合はクレジットカード会社へお問合せください。
1ヶ月無償プラン制度 | 。機器を初めて使用する患者様に向け、1ヵ月無償プランをご選択いただけます。 ・治療開始日から45日間、サブスクリプションプラン料金のお支払いは不要で、機器をご使用いただく事が可能です。 ・治療を継続されない場合、クリニックへ機器の返却をお願いいたします。梱包箱、デバイス本体に汚れや傷がなく、デバイスが正常に作動している状態で医療機関に返品してください。 |
※治療中止の場合は検査費、治療費は50%を医療機関から返金いたします。
損傷、落下、機械的な損傷、水の浸入など、偶発的な要因や人的な要因などによる故障
不可抗力(落雷、地震、火災、その他の天災)による損害
※製品の保証に係る最終的な判断はメーカーが決定する権利を有しています。