一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療を心がけ、診断、手術、その後のフォローまで責任をもって行っています
院長が一貫して、診断、手術、その後もずっとフォローします
「よく見える」ということは、すべての患者さんに必ずしも最優先されるわけではありません。
患者さんの生活スタイル、趣味、信条によっても異なるため、白内障手術の適応であっても、手術より眼鏡を優先される方が数多くいらっしゃいます。
外来診療を通して患者さん一人ひとりと相談しながら、白内障手術の時期を見極め、手術の際には最良の手術を選択しております。さらに、その後もずっとフォローしなければ、見えることの素晴らしさを継続することは困難です。当院では一人の医師が診断、手術、その後のフォローも責任を持って行っております。
肉親を手術する心構えで患者様一人ひとりに臨んでおります
2013年春に父親、2020年夏に母親の白内障手術を当院で息子の私が執刀しました。肉親である両親に対しても、いつも行っている手術と何ら変わることがなく、平常心にて粛々と行えました。
これらの手術を通して大切なことに気づきました。平常心で行えたのは、全ての症例に自分の肉親を手術するのと同じ気持ちで臨んでいたからであり、日頃からベストを尽くした手術を心がけていたからであるということを。
当院を信頼し、ご自身の大切な目の手術を任せてくださる患者さんにこれからも、肉親の手術をしたときと同じ心構えで、誠意を持って丁寧に手術をしていく所存です。
安全で術後の視機能に優れた手術機器を導入しております
白内障手術装置を開発し、世界を牽引してきたアルコン社の最高峰機種「センチュリオン®ビジョンシステム」の進化版が2020年1月に発売され、当院もいち早く導入しました。
世界で唯一の眼灌流圧センサーを内蔵したハンドピースにより格段に眼内圧が安定したため、一層安全に手術を行えるようになりました。また、手術顕微鏡はカール・ツァイス社の最上位機種、OPMIルメラを採用しております。
オーダーメイドの治療を行います
患者さん一人ひとりのライフスタイルを詳細に問診します。
そのライフスタイルに合わせて眼内レンズの種類をご提示し、相談しながら度数を選択します(ライフスタイルに合わせた眼内レンズの選び方)。
当院では患者さん一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療を心がけております。
安心して手術を受けられるように細心の配慮をしております
「痛くないだろうか」、「恐くないだろうか」などの手術に対する不安な気持ち、ためらう気持ち、手術後の制限などの疑問点をできるだけ取り除けるように、患者さんの目線から考えて、細心の配慮をしております。
極度の不安や痛がり、顔面を布で覆われることによる閉所恐怖症、認知症のため術中における体動の心配などに対しては、低濃度笑気ガス麻酔を導入することで対処しております。
痛みに対しては点眼麻酔に加えて前房内麻酔を全例に行っています。待機する時間を少なくし、手術後はベッドで10分ほど安静にして問題ないことを確認してから、帰宅していただきます。