Step1 治療前検査
治療前に一般検査と屈折検査を行います。この時にオルソケラトロジーの適応かどうかの判断をします。眼の病気がある場合は先にその病気を治療しなければなりません。
上眼瞼の形成手術後、角膜が極端に突出(円錐角膜)または平坦(手術などで)、コンタクトレンズや装着液にアレルギー反応を起こす、
あるいは涙が極端に少ない場合はオルソケラトロジーに非適応です。また、強度の近視あるいは乱視の場合は治療が十分でも望みの視力が得られないこともあります。
検査の結果から治療後に期待できる裸眼視力が希望の視力より大幅に低い方も、不向きと言えます。
また、治療期間中は一定以上の連続したレンズ装用が好ましいので、
何らかの理由(仕事・試験勉強など)で徹夜や不規則な睡眠が続く時期には治療開始を避けるべきです。 |
||
Step2 オルソケラトロジー体験
各種の検査後、最適なフィッティング(装用状態)のレンズを1時間装用し、装用感とある程度の視力向上を体験していただきます。1時間後に再度、視力・角膜形状の検査、
フィッティング、およびレンズや装着液にアレルギー反応を起こさないかを調べます。ここまでの検査に最も時間を要し、およそ3〜4時間かかります。
諸検査の結果に問題なくてレンズ装用に抵抗なく、治療を引き続き試したいとお考えなら、指定日からレンズ装用を開始していただきます。 |
||
Step3 矯正期間1(治療開始翌日〜1ヶ月目)
レンズの装用を開始した翌日にも来院していただき、治療が適切に行われているかチェックします。一晩装用後にも近視がかなり残っている方で、
コンタクトレンズ経験者には使い捨てソフトコンタクトレンズをお渡しし、未経験者には既製の眼鏡をお貸しします。
また、治療当初はレンズを外した後の視力を保つ時間が1〜4時間程度と短いため、車の運転は控えてください。予定来院日は翌日、1週間目、2週間目、1ヶ月ですが、
視力の安定が悪い場合などは予定日以外でも来院していただくことがあります。レンズを外した後の視力が日中維持できるには通常1週間かかります。
1週間目以降は、夜間就寝時にレンズ装用し、日中裸眼というパターンを目指します。この段階でも視力が安定しない場合はレンズを交換することがあります。
通常1ヶ月すれば睡眠時間が短い日があっても視力が安定します。この1ヶ月目に治療を最後まで行うかどうか決断していただきます。 |
||
Step4 矯正期間2(治療1ヶ月目〜3ヶ月目)
視力が目標にまで達し、角膜の形状が無理なく安定していると判断すれば、角膜の形状を維持することだけを目的としたレンズ「リテイナー・レンズ」を処方します。
このレンズは新たに処方されることもありますが、Step2から使っていたレンズをリテイナー・レンズとすることもあります。 |
||
Step5 裸眼視力の維持(リテイナー・レンズ以降)
この段階までくると従来の眼鏡やコンタクトレンズは一切不要ですが、このリテイナー・レンズの就寝時装用は必要です。
リテイナー・レンズを装用する時間と頻度はこのレンズを処方する以前より少なくなるため、煩わしさは感じにくくなるはずです。 |
||
| Copyright(c) 2004 ふじもと眼科 All Rights Reserved. | ||