いずれの原因にせよ近視の矯正は光が網膜に届くまでの間で屈折力を減らすしか方法がありません。通常は「角膜前方」で矯正する眼鏡、「角膜上」で矯正するコンタクトレンズ、あるいは「角膜そのもの」を矯正することで近視の治療を行います。大きくは以下の3種類に分けられます。

(1)凹レンズ(眼鏡またはコンタクトレンズ)
(2)屈折矯正手術
(3)オルソケラトロジー(角膜矯正療法)
眼鏡あるいはコンタクトレンズなどの凹レンズで一旦平行線を広げることにより網膜上に焦点を結ばせる方法です。 眼鏡と同様に通常のコンタクトレンズは内面カーブが一定で、いわゆる「度(凹レンズ効果)」が入っています。 眼鏡あるいはコンタクトレンズを装用している間は矯正効果がありますが、レンズを外せば元の近視の見え方に戻ります。
角膜の屈折力を減らす方法として、現在までに開発された近視手術は大きく分けて3種類(RK, PRK, LASIK)ありますが、それらの手術のうち述語の疼痛が少なく術直後より視力が回復することがLASIK(レーシック)が現在最も普及しております。
LASIKの手順はカンナのような機械で角膜表面を薄く剥ぎ(フラップ作成)<上図左>、むき出しになった部位にレーザーを照射してその表層を削り取り<上図中>、フラップを元の位置に戻して<上図右>、終了です。
LASIKを含めた手術は、一度行えば効果が永続するというメリットはありますが、近視が進行途中であるかもしれない20歳未満には非適応です。 効果が永続するというメリットは逆にデメリットになり、LASIKを受けた眼が年齢とともに老視になると裸眼で近くを見るのが困難になります。また、少ないながらもフラップ作成時に伴う合併症で視力低下を来す危険性はあります。
オルソケラトロジーは、角膜に傷をつけないで「裸眼視力の向上」が達成できる日本では新しい近視矯正の治療法です。 以下の図のように特殊なハードコンタクトレンズを装用することにより角膜の形状を矯正します。
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